
童謡はわかりやすいメロディーと歌詞が魅力的な音楽。まだ言葉を知らないお子さんにとっては、歌詞を通じて言葉を覚えるきっかけとなり、音楽に親しむことで情操教育につながります。
また、「きらきら星」など、歌によっては特定のふりつけがついているものもあり、手遊びとミックスしている童謡もあります。
童謡は保育園や幼稚園、こども向けのテレビ番組などから知ることもできますが、よりたくさんの歌を聴いてみたいときは童謡のソングブックやコンピレーションCDを買ってみるのも良いでしょう。
自分が小さいときに歌っていた童謡を見つけて、思わず懐かしい気分になってしまうかも。今でも古びない名曲を、親子で歌ってみませんか?
いのちの根源から来た優しさ
金子みすずさんの詩は優しいです。
その優しさが、何か生命いのちの根源的なところから来ているような気がします
このようなこころの深いところに届いた本をいくつか紹介したいと思います。
おそらにはてはあるの? (単行本)
詩集 念ずれば花ひらく (単行本)
にんげんだもの (単行本)
クリスマスのプレゼントでもいいし、何の記念日でなくても読んで喜んでいただけたら嬉しいです。
生きている心、言葉
若いみすずの心には
子どものようないたずら心も
母のようなおおらかで温かい心もあったのでしょう。
リズミカルでやさしい言葉が、「生きたみすず」となって
こちらに伝わってくるようです。
私は、「しょうじ」という作品が好きです。
自分の幼いころを思い出しました。
懐かしくも切ない詩
作者の感性、目線、どれをとっても驚かされます。ある時は蜂の目線から、ある時は宇宙の目線から、魚の目線から、子供の目線から。彼女の感性は、あらゆるところに及んでいるようです。彼女の不幸な境遇と、彼女の創作はつながっていたのかもしれませんが、むしろ感じさせずに光の方を向いているように思います。光ばかりでは光のありがたさが分からず、闇があるから光が分かる。そんな当たり前だけど、忘れていた何だか懐かしい母の腕の中を感じるような詩です。
みすゞの詩には「すず」の音が聞こえる
皆さん、金子みすゞの詩を喩えるならば、何がいいでしょう?
私は「鈴」の音色だと思うのです。
その詩は、あの澄みきった鈴の音のような気がしませんか。
濁りに染まない純粋な心で歌っているところに感嘆せざるをえません。
たとえば、テレビの映像で「お魚」の料理番組…「美味しい!」と言ってる平気さが恥ずかしくなります。
さて、表題作「わたしと小鳥とすずと」はお互いに優劣を分け合って、それぞれの個性があって
鈴はきれいな音を出し、わたし(みすゞ)は歌をたくさん知っている。
この詩の結び【みんなちがって、みんないい】の一句が広く知られています。
人間みすゞは鈴ではないけれど、その清々しさ、涼しさは共通するように思われます。
「みすゞ」の詩には、耳を澄ますと「すず」の音色が聞こえてくるのです。
小学生の音読に
教科書に載っている詩は全て掲載しているので小学生なら興味を示すかも。
うちは小学生3年生ですが金子みすずが大好きで、タイトルにもなっている詩はもちろん「星とたんぽぽ」が特にお気に入りで毎日音読し暗記してしまいました。
今の無表情でやる気がなさそうな子供の情操教育にとてもお勧めです。
ちなみに…意外に本のサイズが小さかった。もう少し絵本っぽい感じだったら★5だったなぁ。